ライオンの島でアフタヌーンティーをのむ。

6週間のスリランカ滞在記。

スパイスと砂糖と、(前編)

日本にいる時、スリランカについて聞かれたことで一番多かったのは

スリランカの料理ってどんなの?」というものです。

 たしかにスリランカ料理って何も想像つかないですよね。

せいぜいインド料理と似てるのかな?というくらい。

 

私が初めてスリランカ料理を食べたのは、アイセックメンバーの家に招かれた1日目の昼でした。

それがこちら。

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(上が魚の揚げ物、左が野菜のカレー、右上がチキンのカレー、パキスタンのお米)

「いや、米の割合高すぎん(笑)」

って内心突っ込まれた方もいるかもしれませんが、これがちょうどいいんです。

一般的にスリランカでは魚やチキン、野菜などをスパイスと一緒に煮込んだものを複数種類作り

一つの皿によそい、主食と一緒に手で混ぜて食べます。

まぁ要するにカレーなのですが、これが結構辛い。だからごはん多めになります。

味については、辛いもの好きな私にとっては暑さでバテた身体に効いて美味しかったです。

とはいってもそう感じられるのは日本人としてだいぶ気を使ってもらっているからであり、

日本人的に辛いもの好きな私が「辛いな~」と思って食べていても、彼らにとっては全然辛くないみたいだし

聞いてみたら1歳半の子どもでも同じカレーを食べるし、ペットの犬もそのカレーを食べるそうです。

(ここまでくると犬にも異文化理解が必要かもしれないです。)

 

これが初めてのスリランカ料理との出会いだったのですが朝ごはんとかはどうなのかというと

別のアイセックメンバーの家で食べた、一般的なスリランカの朝ごはんがこちら。 

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(右上がチキンのカレー、左上が唐辛子をオイルに漬けたようなもの(もちろん辛い)、左下が玉ねぎと唐辛子をオイルで炒ったようなもの(激辛)、ココナッツミルクと炊いたミルクライス(実は甘くない))

 「いや、一緒やん(笑)」

そう大体一緒です。主食がココナッツミルクと一緒に炊いたミルクライスになっているのがちょっと違う点。朝からなかなか胃に刺激的なものを与えていると思います。

 

スリランカの家庭では大体こんな感じの料理を朝昼晩食べています。

(写真はないのですが夜ご飯はインド料理、つまりカレーでした。)

味は本当においしいですよ。私は結構好きです。

一方で飽きないのかなぁとも思ったりもしますが、カレーや主食は食事毎に違うのが出てくるし

恐らく日本人の舌がスパイス料理に慣れていないから同じように感じるだけで

彼らにとっては毎回全然違うものを食べているんですよね、きっと。

 

とここまで書いたところでそこそこの長さになったので、後半に続きます。

もっと言いたいことがあるのですが、これはこれでグルメレポとしてどうぞ!